設立趣意書



 今、地域では少子高齢化や社会環境に伴う様々な課題が山積しています。

.安全・安心の面から外遊びをしない(できない)子供達の現状。
 *この事により運動やスポーツ嫌いの子供が増え、子供の体力低下や社会性が養われない。

、少子化により、スポーツ少年団の存続の危機や学校部活動の休部・廃部が懸念される。
 
スポーツをする子供・しない子供の2極化が進み、また種目の選択も難しく、スポーツに親しむ機会が失われる恐れがあり、将来にわたり運動嫌いの大人が増加し様々な弊害が生じる。

、核家族化などの社会環境の変化に伴い、地域間交流や世代間交流の希薄。
 
*1、 地域の子供をよく知らない。大人は大人だけ、子供は子供だけという現状で、学校・家庭だけで子供を育てるという事は難しい。
 
*2、地域の伝統文化も継承できない。
 
*3、子供も大人も運動やスポーツをしない(嫌い)、地域では生活習慣病などの弊害が出て医療費の問題まで発展していく恐れがある。
 
*4高齢者が集う機会が少なく、余生を健康で明るく楽しく過ごす場所も少ない。


 以上の様な視点から文部科学省が2000年(平成12年)に策定した「スポーツ振興基本計画」の施策の「総合型地域スポーツクラブ」育成指定クラブ[(財)日本体育協会委託事業]に申請し(平成18年度)2年間に渡り設立の準備をして参りました。
 子供から高齢者まで、また健常者だけでなく障害を持った人も含め、スポーツや文化活動を通して「健康で明るい豊かな地域づくり」を目指し「西小林元気クラブ」を設立したいと思います。
 つきましては、趣意をご理解の上ご賛同いただき、本クラブの設立や理念・構想に基づく諸施策へのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

平成20年3月29日       
西小林元気クラブ設立準備委員会
設立準備委員長  指宿憲昭